ご家族から感謝のお言葉

2025/10/07

7月より相陽台ホームに施設長としてに就任しまして、今回初めてブログを書きます。
よろしくお願いいたします。

さて、私が施設長に就任して間もないですが、数名のご利用者の方をお見送りいたしました。
その中で、一人のご家族様よりお手紙をいただきましたので、ここで紹介したいと思います。


相陽台ホームの皆さま
父が生前大変お世話になりありがとうございました。おかげさまで無事に葬儀を行うことができました。
帰宅願望が強すぎた為、会う度に「帰る」と怒り出されるのが嫌で、面会に行けるようになってからも、
行くことを躊躇していた自分がいました。
コロナを言い訳に全てを皆様へお任せしていたこと、今更ながらお詫びいたします。
帰宅願望はずっと強かったものの、後半は通院の帰りに「今日はこっちの家に帰るのか」と、施設のことを
「家」と表現するようになっており、心地よい空間となってきているのだなと安堵しておりました。
看取り体制となってから約1週間、日中は部屋で共に過ごさせていただきました。
この時間は、父と最期の時間を一緒に過ごせたということだけではなく、皆様から父とのエピソードや
普段の様子を伺うことで、穏やかに生活できていたのだと感じることができ「自宅に帰らせてあげられなかった」
という罪悪感があった私にとって、少し気持ちが楽になるような貴重な時間となりました。
相陽台ホームで父を看取れて良かったと思います。本当にありがとうございました。


私が高齢者福祉に携わって数十年経ちますが、お見送りの際はいつの時も「もっとやれることはなかったか」と
自問自答してしまいます。
しかし、そう感じているのは施設職員だけではなく、ご家族も同じように自問自答していることが、
今回のお手紙から感じ取ることができました。
施設ではグリーフケアを行い、ご家族にお返ししています。
そこで、お互いの思っていることが通じ合い、分かち合うことで、看取り介護の終着が訪れるのだと思います。

今後とも職員一同ご利用様・ご家族様に安心していただけるような施設つくりをしてまいりますので、
よろしくお願い申し上げます。

※お手紙を掲載するにあたり、ご家族様に了承いただいたこと誠にありがとうございました。