ちょこっと業務継続計画自主訓練
2025/01/16
先日、九州地方でまた大きな地震が発生いたしました。
相陽台ホームでも災害に備え「竈」を拵えてもらいました。農作業もなんでもできるKさん手作りの竈で
普段はベンチとして使用できます。
本日の訓練は大規模地震により、電気・水道・ガス等ライフラインが使用できない状況を想定しての
竈を使った炊き出しの訓練です。受水槽から直接水を汲むところから訓練開始!
竈に薪をくべて防災食のレトルトパックをお鍋で温めます。火は直ぐに熾きましたが中々温まりません。
メニューはパックご飯、お粥、カレー、ウインナースープです!
ようやくパックが温まり試食です。
振り返り(学び、気づき)
1.給水タンクは普段使用していないため外側の配管が不衛生。定期的清掃が必要。
2.防災食として管理していた全粥は塩分が多く含まれ、カレーと一緒に食べるのは難しい。
3.鍋の中で防災食のレトルトパックは浮きやすく温めにくかった。
鍋に落し蓋をするなど工夫が必要なことが分かった。
4.竈の火は風の影響を受けやすかったので、竈の周りを囲い、風の影響を減らす工夫が必要。
5.竈の網は重いものを乗せると撓み、枠から外れる危険があることが分かった。
災害時には下水用の蓋?が丈夫なので利用することも検討する。
ちょこっと災害訓練でも様々な学びがありました。
竈はご利用者の皆さんや職員の方々とBBQで使い続けていけることを願いつつ
訓練の大切さがわかった1日でした。皆さんお疲れ様でした。 施設長